授業参観経過報告

先月より実施しております授業参観に多くの保護者様にご出席頂きありがとうございます。1週目を終えて特に多かったご質問の一つをご紹介させていただきます。
「レッスンの様子見ていると子供は先生の言っていることをよく聞いていると思います。宿題もなんとなくこなせています。でも、あまり喋っていない気がするんです。理解できているのでしょうか？」
このご質問は、WMコースも含め英語を学んでいるお子様の保護者様からとてもよくお聞きするご質問です。
皆様、「沈黙期」をご存知でしょうか？これは言語を学びはじめた子どもに起こる現象で、ある一定期間、全く言葉を発しないものの、その期間を過ぎると、突然文章で喋りだすことです。この、言葉を発しない期間を「沈黙期」と言います。
この期間は会話や質問を理解することに集中し、発話をほとんどしないと言われ、自然な現象です。
私たちは言葉を聞き、それを使う前に理解して吸収しようとします。もしお子様が喋らなくても、あまり気にせずその言葉を使い続けたり、聞かせてあげたりすることをお勧めします。
大人の英語学習者でも新しい単語に出会った時は、すぐに使いこなすことはできません。まず、何度も例題を聞き、使う際の状況を確認、吸収して情報を分析し（インプット）、納得して自信ができてはじめて使い始めます（アウトプット）。
お子様がリラックスした環境で学べるようにしてあげてください。繰り返し練習できるようにしてあげてください。お子様が新しい言語を学ぶにあたって保護者様にはある意味、忍耐が必要です。
来月のニュースレターでも引き続き、人気のあるご質問などをご紹介させていただきます。今週参観を控えていらっしゃる、あるいは参観が終わった保護者様、気になることや疑問に思っていらっしゃることなどございましたら遠慮なくご質問ください。