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グローバル社会と言われる現代社会では、情報や経済の流通スピードが速く、あっという間に国境を越えていきます。その時に必要なのは、語学力と対応力。
自分が何かしたい時に、「英語ができない」というだけでチャンスの芽が摘まれてしまうのか、それとも「英語ができる」からチャンスを広げられるのか。英語は、自分が巡り会うチャンスの数に大きく影響します。

世界には、母国語であってもなくても英語を使う人は数十億人いると言われています。一方、日本語を話せる人は1億3000万人で、そのほとんどが日本人に限られています。皆さんにはいろんな可能性があります。あなたの持つ10の可能性が、英語を使えることによって20、30に増えるのです。

1年間平均受験者数

5級受験者(30万人)

3級受験者(65万人)

4級受験者(44万人)

準2級受験者(50万人)

英検って?

英検とは公益財団法人日本英語検定協会が運営している英語資格試験で、文部省が後援しています。正式名称は実用英語技能検定です。年に3回試験が行われており、年間250万人以上の人が受験しています。

どんな級があるの?

1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級の7段階に急が分かれており、4級・5級はリーディングとリスニングの2技能、3級以上はそれにライティング・スピーキングを加えた4技能を測定する試験です。

年齢層は?

英検や英検Jr.には、何歳以上にならなければ受けられない、という制約はありません。

入試優遇・単位認定

使える英語の4技能が評価され、英検取得者は多くの高校・大学の入学試験や単位認定で優遇されています。

文部科学省後援

実用英語の力を育てる7つの級を設定。学習進度やレベルに応じた学習目標として最適です。

海外留学にも有利

英検は、世界各国の教育機関で海外留学時の語学力証明資格に認定されています。英検資格で、世界へ羽ばたく道が広がります。

各級の特徴や傾向

5級: 筆記・リスニング・スピーキング【録音】

推奨目安:中学校初級
求められるスキル:自分の趣味や家族、身近な話題が英語で理解できる。英語の基礎を理解している。

4級: 筆記・リスニング・スピーキング【録音】

推奨目安:中学校中級
求められるスキル:身近なトピックをテーマとした読解問題が理解できる。

5級のテスト対策

5級はリーディングとリスニングが理解できていれば合格可能な級です。5級は単語力があるかが合格の鍵となるので、しっかり単語を学習しましょう。リスニング問題も複雑なものではありませんが、日頃から英語を聞いて慣れておくと安心です。

瞬時に単語を理解できるようになろう

5級頻出単語をパッとみただけでその単語が何を示しているのかイメージできるようになりましょう。音声を使って聞くだけで単語が聞き取れて理解できるレベルにしておくことも大切です。英検合格に必要な単語数は600語程度と言われています。単語コンテンツを使って、楽しく単語学習していきましょう。

問題を繰り返し解いてみよう

多くの小学生にとってこれが初めての資格試験になるのではないでしょうか。まずコンテンツを繰り返すことで、問題形式に慣れさせることが大切です。リーディングもリスニングも繰り返し問題を解き、苦手な箇所を集中的に対策するようにしましょう。

4級のテスト対策

4級は文法を理解していないとリーディング問題が解けない問題が増えてきます。また引き続き単語力を強化していく必要があります。

基礎の文法をマスターしよう

4級の問題には比較級・最上級・過去形などの文法が登場します。基礎の文法をしっかりマスターしましょう。年齢的に理論的に学ぶのは難しいかもしれません。なぜ間違った分からない問題は日本人スタッフや先生に質問しましょう。コンテンツにある英文を声に出して英語を読み、正しい文法の感覚を身に付けるのもオススメです。

語彙力を身につけよう

英検4級合格に必要な単語数は600〜1300語と言われています。一気に覚えるのは大変ですが、コンテンツは毎週少しずつ継続して学習するよう設計されているので、語彙力アップに最適です。リーディング問題やリスニング問題でわからなかった単語をリストアップしておき、次回の学習までに覚えるのも良いですね。

3級

推奨目安:中学校卒業
求められるスキル:海外の文化などが英語で理解できる。簡単な意見が英語で伝えられる。

準2級

推奨目安:高校中級
求められるスキル:教育や科学など専門分野がテーマの長文を英語で理解できる。

3級からはライティングとスピーキングが加わります。必要な技能が増えますが、それぞれしっかり対策しましょう。1次試験の正答率60%前後が合格の目安なので、お子さんに寄り添いながら学習を進めてあげてください。

問題を繰り返し解く

中学卒業レベルの英語力が身についていることが求められる3級合格のための勉強は、3級合格対策用の問題集を与えてあげて、繰り返し問題を解かせましょう。小学生用の3級合格対策問題集もたくさん出ています。小学生向けの問題集はわかりやすい言葉で文法等を解説してあるのでおすすめです。リーディングもリスニングも繰り返し解いて問題の出題傾向を理解させることを目指しましょう。

単語力を使って簡単な文章を作る

英検3級でも引き続き語彙力は必要になりますが、ただ単語を覚えるだけでなく覚えた単語を使って簡単な文章を作る練習をしましょう。これはライティング対策になるだけでなく、スピーキング対策にもなります。また過去問や問題集で出題されているテーマに基づいて、ライティング練習もさせてあげてください。スピーキング対策を兼ねて、作った文章を声に出して読むトレーニングもしておきたいですね。

3000〜4000語の単語力が求められる準2級。小学生で準2級が取得できればかなりの英語力が身についている証拠です。それだけハードルも高いので、時間をかけて勉強を進めましょう。

問題集をひたすら解く

リーディングを正確に理解しておくことが準2級合格には欠かせません。準2級になると小学生用の問題集はありませんが、中学生向けの問題集や過去問を使ってひたすら問題を解き、出題形式に慣れさせながら語彙力や文法への理解力を高めましょう。問題集でわからない単語が出てきたらノートに書き写しておくと、単語力強化にも繋がります。

ライティングを重視する

ライティングが8〜9割正解できていればリーディングの正答率が高くなくても合格できる可能性はあります。過去問や問題集を使ってできるだけたくさんのテーマでライティング練習をし、自分の意見が英語でしっかり書けるように勉強させましょう。ただ英語が正しく書けるかどうかだけでなく、自分の意見とそれを裏付けする理由の説明もできなければなりません。もちろん単語のスペルミスや文法ミスにも気をつけてあげてください。

2級

推奨目安:高校卒業
求められるスキル:医療やテクノロジーに関するテーマの英文読解が理解できる。

準1級

推奨目安:大学中級
求められるスキル:エッセイ形式の英作文が作成できる。